福祉用具貸与事業者と連携する
2015.11.11
カテゴリ：ブログ
福祉用具貸与事業者と連携する
介護保険が始まった2000年には、レンタル品の手すりの種数は少なかったです。
15年過ぎた今は、手すりのレンタル品の性能が良くなり、かなり種類も増えました。
特に玄関踏み台付両手手すりレンタル品がは、製品の自重と手すり足元をテコの原理で固定支持しているところが素晴らしいと思います。
この製品のおかげで、踏み台と手すりの住宅改修は減りました（涙）
段差解消スロープレンタル、床と天井で支柱を突っ張らせる手すり（これは部屋の中心部に使用すると便利です）、トイレ用タッチアップ（便器にはさみこんで、簡単固定）など、かなりレンタルで事が済みそうです。
もちろん、しっかり工事をする改修を希望される利用者さんも多いのですが、レンタルの強みは「必要が無くなったら返せる」「月レンタル料が安く感じる」です。
「必要が無くなったら返せる」･･･
後にこのレンタル品は洗浄後、次の利用者さんにレンタルされます。
福祉用具貸与事業者さんは、住宅改修も請け負われますが簡単な工事は営業の方または社員で。難しい工事は外注業者（建築会社や大工さん）へ依頼されます。
請負額が500万円以下であれば、建設業登録も必要なく住宅改修は誰でも請け負う事ができます。
事前申請に必要な見取図・写真・詳細見積書の作成は中々手間がかかり、めんどくさいとろこがあったり、利益が小さいために最近では大工さんはやりたがりません。
たまに、「書類だけ作ってほしい」と知り合いの工務店さんから頼まれますが、お断りしています。
弊社は数社の福祉用具貸与事業者さんとも連携しながら、お互いの専門知識と工事経験を生かして利用者さに最善の提案をさせていただいています。
